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生け花作品展とは

日本の伝統文化であり、現在さまざまな流派のある生け花。広島花の祭典では、著名な流派により、テーマに合わせて作品展示しています。
一輪の花の表情を感じとり、花をより美しく表す優れた作品の数々をご堪能ください。
また、今回は講師を招いての「生け花体験」も実施します。この機会に、気軽に生け花の世界に触れてみてください。

生け花作品展 出展流派の歴史

華道家元池坊

◆華道家元池坊

池坊は元来、聖徳太子の創建と伝えられる六角堂頂法寺の坊の名です。
室町後期の「専応」宗匠による花伝書「専応口伝」には、草木の生命や自然の風興をわきまえ、悟りに至る自覚を持てと説かれました。桃山時代に「立花」を大成し、江戸中期には「生花」の様式を確立。明治期、大正期には学校華道へと普及の道を拡げ、今日まで高雅な心を伝承し、新たな飛躍を遂げています。
  近年には、住宅環境や花材の豊富さを加味した花形(新風体)も発表し、皆様の手元で楽しめる「いけばな」を作り上げています。

いけばなインターナショナル広島

◆いけばなインターナショナル広島

「社団法人いけばなインターナショナル」は,「花を通じての友好」をモットーに1956年東京に設立され,現在世界60ヵ国165支部に発展した国際的な文化団体です。
 流派や国籍を超え,いけばなの精神と芸術性を通して日本の文化・芸術を紹介し,世界の友好と相互理解を深める活動を行っています。
 「いけばなインターナショナル広島」は,世界に向けてヒロシマの心をアピールしようと2009年に設立されました。平和と文化都市を標榜する広島の地から,日本の文化・芸術を発信していくことは大変意義のあることと感じています。
 「いけばなインターナショナル広島」は,平和と愛の象徴である花たちを通じて,日本中にそして世界に向けて活動を広げていけますよう邁進していく所存です。

小原流

◆小原流

小原流は19世紀末、小原雲心が盛花という新形式のいけばなを創始して近代いけばなの道を開いたことに始まります。
  雲心以後、盛花技法を完成した二世光雲、前衛挿花運動をおこした三世豊雲、現代の感性を取り込んだ四世夏樹を経て、現家元宏貴に至るまで、小原流は盛花を基本にして、いけばなの表現の開発につとめ、普及発展に尽くしました。   現在、小原流は財団法人(小原規容子理事長)として、国内に158支部、海外に57支部、会員約100万人を有する流派です。
  115年以上の歴史を誇る、小原流いけばなはその伝統をいかしつつ、多様な生活様式の変化に応じて、さまざまな表現の可能性に挑戦しています。伝統文化を通じて人と自然の共生のあり方を伝えることにつとめています。
  財団法人伝統文化活性化国民協会 会長・理事長 平山郁夫氏による「伝統文化こども教室」に賛同し、次世代を担うこども達を対象にいけばなを通じて伝統文化を体験、習得させる「小原流地域伝統文化こども教室」を全国規模で実施しています。

華道 いけばな閑渕流

◆華道 いけばな閑渕流

 閑渕流は1943年,小川閑陽(初代家元)により、新しい環境や時代にマッチしたいけばなを目指し創流されました。「花は床の間に飾るもの」という古典的な伝統形式の生け花が主流であった当時においては、新しい時代へと変化する環境の中で、閑陽の新しいいけばな「現代花」は斬新なものとして広く受け入れられました。
   時代の変化とともに「いけばな」も進化していくことは必然であり、愛情をもって四季折々の美しい自然を見つめ、私たちの生活の中にそれを生かす心がとても大切だと考えます。現在、広島県福山市を拠点に全国各地にて積極的に活動しております

草月会

◆草月会

草月会は一九二七年、形式主体のいけばなに疑問を感じた勅使河原蒼風により、活ける人の個性を尊重する、芸術としてのいけばなを提唱し、創流されました。
  「いつでも・どこでも・だれにでも」。草月の花は床の間や食卓の花から、ホテルのロビーや公共空間など、現代のあらゆる空間に対応する斬新なスタイルで、広く受け容れられています。歴代の家元は芸術性に富み、竹の特性を活かしたインスタレーションを国内外で制作、大きな反響を巻き起こしました。オペラの舞台美術、陶芸、能舞台の美術を手掛けるなど、多方面に活躍しています。

嵯峨御流

◆嵯峨御流

嵯峨御流いけばなは、平安の初め嵯峨天皇が現在の大覚寺、大沢の池の菊を手折られ花瓶に挿されたところ、その姿が自ずから三才の法に適っていたことに始まります。
  一木一草に息づく生命の姿を理とし、自然や草木に対する慈しみの心(精神)がいけばな嵯峨御流の礎になっています。
  『伝承花』には「生花」「盛花」「瓶花」「荘厳華」の四つの様式があり、植物固有の美しさを、又いける人の心に映じた想いを新鮮な感覚でいけ表す『心粧華』があります。
  いけばな嵯峨御流は、これらの古典、現代、未来志向の花態で構成されています。

未生流

◆未生流

未生流は、未生斎一甫により1800年代の初めに創流されました。いけばなの本質は、社会や環境が変化しても変わらないものですが、その姿、その形は年々変化していきます。流名の「未生」が示すように、無限の可能性を秘めて、日々清新なものを生むよう努力しています。
  当流派では古典において「天・地・人」として、自然と人間の調和した秩序をもった草木のあるべき姿によって和の美を表しています。また、現代に即した「新花」を生み出し、花材のもつ質感、樹木の花、芽、実の色の美しさを表現したりしています。

幽雅流

◆幽雅流

幽雅流は、自然美を主体として草木の花の心を大切に、いけばなを通して表現することを主眼としています。この催しの中では、唯一広島に家元のある流派です。
  投入、盛花など草木のあるがままの姿を、自然の作り出した花のやさしさ、可憐さ、たくましさを、野に咲くままに表現しています。風にそよぐまま、命ある花が一番美しく見えるように自然体を大切にしてきました。
  創流は、昭和の初期という歴史ですが、過去から流れ伝わる伝統を踏まえ、日々研鑽しています。

(社)日本フラワーデザイナー協会

◆(社)日本フラワーデザイナー協会

社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称NFD)は昭和42年に設立され、昭和44年に文部省(現:文部科学省)の許可を受けた公益法人です。
  NFDではフラワーデザインの資格認定および登録をおこなうとともに、正しいフラワーデザインの普及、技術向上を図り、ひいては日本の生活文化や産業の向上に寄与することを目的として活動しています。
  現在全国に53の支部を設け、会員数は38,000名に達し、11,000名のNFD講師がレッスンプロとして指導にあたり、 また多くの会員がフラワーショップほか花にかかわるさまざまな分野で活躍しています。

  • クリザールジャパン(株)
  • 幽雅流
  • 未生流
  • 草月会広島県支部
  • (株)エヌ・イー
  • 小林クリエイト(株)